━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
------ sustainability and mission ------
 半農半X研究所news「半農半Xという種子」(VOL.010)
         塩見 直紀(京都・綾部)
       http://mavi-ch.com/xseed/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・・・CONTENTS・・・

■1■ 元日の毎日新聞
■2■ 「農村の活力に/半農半Xを味方にしよう」
■3■ 『「農」を舞台にした東北の活力と創造と』
■4■ 『月刊 ふるさとネットワーク』
■5■ 「難問解決!ご近所の底力」秘話(1)「半農半Xと世代」
■6■ 『50歳から準備する人生第2のわくわく生活』
■7■ フォーラム「明日の農には夢がある3」に登壇しました
■8■ フォーラム「綾部から型を出せ」に参加します
■9■ 「New Beginnings 新しいはじまり」
■10■ 半農半X的エックス発見法(3)「自分の型を知る」
■11■ 半農半X系の旅人
■12■ 「半農半X」系のことばたち〜農バージョン(7)
■13■ 「半農半X」系のことばたち〜エックスバージョン(8)
■14■ 「半農半X」誕生から10年を振り返る(2)
■15■ 「半農半X」のひろば(1)
■16■ 発信するということ
■17■ 田んぼでニューインスピレーション!
■18■ エックス・シェアリング
■19■ 『半農半Xという生き方』のご購入について
■20■ 編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■1■ 元日の毎日新聞
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2005年元日の毎日新聞(全国版)で「半農半X」が
大きな見出しで登場していて、びっくり。

700万人ともいわれる団塊の世代に焦点を当て、
人生80年時代の還暦後の生き方を考えた毎日新聞の連載
「大還波〜60歳からのマイライフ」。

そのお正月特集、その1が「半農半X」でした。

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/archive/news/2005/01/01/20050101ddm013070019000c.html

京都の吉田好宏さん、奈良の加藤泰子さんほかたくさんの方が
載ってますよメールをくださり、知りました・・・。
ありがとうございます!

鴨川自然王国(千葉)の高野孟さん(インサイダー編集長)が
「農にかかわりながらも、それだけではない半農半Xが面白い」
とコメントで「半農半X」を使ってくださいました。

元日の新聞に半農半Xが大きな文字となって登場するなるなんて、
うれしいなあ、って思っていたら、
「ああ、これは半農半Xの独り立ちだ」って気づきました。

そんなことを思っていたら、
京都造形芸術大学の原田憲一先生から、

毎日新聞を読みましたが、塩見さんの名前はありませんでした。
しかし、考えようによっては、
「半農半X」という言葉が塩見さんの手を離れて
独り立ちしているということなので、
改めて「実践」と「継続」の大切さを認識しました。

とメールが届き、びっくり。

やはりそうなのですね。原田先生、ありがとうございます!

2005年1月1日、半農半Xの独り立ち。
きっとこれから、新しい12年(1サイクル)がスタートするのです。

※今日1月21日の毎日新聞にも「半農半X」という文字が出ていました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■2■ 「農村の活力に/半農半Xを味方にしよう」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「半農半X」という文字でgoogle検索していたら、新聞社「河北新報社」
(宮城・仙台)の記事にヒットしました。

2005年1月17日朝刊の社説で「農村の活力に/半農半Xを
味方にしよう」という記事が掲載されたそうです。

過疎と高齢化の進展など農村が抱える悩みの解決に、都市部の
定年退職者や若者などのニーズを生かせないか。民間のシンクタンク
「東北産業活性化センター」が提言をまとめ、考え方の提示だけでなく、
具体的な行動計画を盛り込んでいるのが特長・・・とありました。

東北(特に宮城、岩手)は、半農半Xにとって、可能性をもった大地である
と考えていたのですが、半農半Xという種子が芽を出していること、
うれしく思います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■3■ 『「農」を舞台にした東北の活力と創造と』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今度は「東北産業活性化センター」で検索したら、

『「農」を舞台にした東北の活力と創造と〜都市・農村の協働と
共生循環システムの構築〜』という本に出会うことができました。

以下は出版にあたっての説明文です。

農業は国富の基礎産業であり、「農」が栄えれば、地域・国も富む。
元気の出る農村・農業と都市・企業の新たな関係づくりを模索!
持続可能な「農」への転換、新しい縁結びによる半農半Xの実現、
そのための具体的なアクションプランを提起!

本体1,800円(税別) A5判 128ページ
発行:日本地域社会研究所 TEL.03-5397-1231
発行日:2005年2月8日

※日本地域社会研究所によると、もう大きな書店では入手可能なようです。
私も1冊求めたいと思っています!尊い研究をありがとうございます!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■4■ 『月刊 ふるさとネットワーク』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
田舎暮らしを実現するための情報誌『月刊ふるさとネットワーク』
(1月号)で『半農半Xという生き方』が紹介され、掲載誌が届きました。

昨秋のNHK「難問解決!ご近所の底力」で、田舎暮らしのアドバイザー役を
された佐藤彰啓さん(ふるさと情報館代表)が発行されている雑誌です。
http://www.furusato-net.co.jp

佐藤様、編集部のみなさま、尊い誌面をありがとうございました!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■5■ 「難問解決!ご近所の底力」秘話(1)「半農半Xと世代」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
おかげさまで2004年11月4日(木)21:15〜21:58
放映のNHK総合「難問解決!ご近所の底力」で「半農半X」、
テレビデビューいたしました。(字幕としても出て、びっくり)

放映はされなかったスタジオ秘話をお話ししましょう。

テレビ「難問解決!ご近所の底力」では、スタジオの参加者が採否を
ボタンで判定するのですが、半農半Xは、20名中17名の方に
「yes」の判定をいただきました。

司会の堀尾アナが判定をされなかった方に
「なぜですか?」ってたずねられたら

「半農半Xは若い人のスタイルかな」と回答されました。
その方は60〜70代とお見受けする男性。
ほかの2名も男性で、1名は先の方と同世代でした。

とあるデータによると『半農半Xという生き方』を買って
くださっているのは、25〜45歳が中心だそうです。

読者層詳細(年齢・性別の割合):

19〜29歳の男性・・・16%
19〜29歳の女性・・・11%

30〜49歳の男性・・・40%
30〜49歳の女性・・・16%

50歳以上の男性・・・・10%
50歳以上の女性・・・・・5% 

「自分探し」×「環境問題」が背景だと僕は思っているのですが、
『定年帰農』とはまた異なる流れが存在しているようです。

世代と半農半Xというコンセプトと。
おもしろいテーマですね。

vol.11でも、秘話、お話しいたします。

「難問解決!ご近所の底力」のホームページ
http://www.nhk.or.jp/gokinjo/backnumber/041104.html#idea02

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■6■ 『50歳から準備する人生第2のわくわく生活』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
25人の第2の人生をレポートした松尾憲生さんの
『50歳から準備する人生第2のわくわく生活』(技術評論社)に
「半農半X」と『半農半Xという生き方』が紹介されています。

メールをいただいて以来、交流させていただいている京都府三和町の
岡村捷久さんが25人の1人として取り上げられていて、
きっかけとして、拙著を紹介くださっていました。
出版年をみると2005年2月とあり、出たばかり。
松尾さん、岡村さん、ありがとうございます!

団塊の世代の2007年問題にむけて、ヒントがいっぱいの
こうした本が今後も出そうで、半農半Xというコンセプトが
人生を少し応援できるかもです。

岡村さんもエックス、がんばってください。
http://www.geocities.jp/okamura920/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■7■ フォーラム「明日の農には夢がある3」に登壇しました
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1月15日(土)、「グリーンツーリズム 」をテーマに、フォーラム
「明日の農には夢があるV〜農業・農村の明日を考える〜」が
綾部市内において、開催され、農家民泊「素のまんま」の
芝原キヌ枝さんとともに、塩見もパネリストとして、登壇しました。

パネルディスカッションのテーマは「農業・農村の活性化〜その可能性を
グリーンツーリズムから考える」でした。
「半農半Xなツーリズム」をいつか生み出せたらと願っています。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■8■ フォーラム「綾部から型を出せ」に参加します
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2月6日、綾部市I・Tビルにおいて、「京都府 地域と人をむすぶ
ITコミュニケーションプラザ」の事業として、以下のフォーラムが
開催されますhttp://www.nkyoto.jp/ 

まだまだ寒い時期で雪が心配ですが、是非お越し下さい!

IT活性フォーラム【綾部から型(かた)を出せ】
〜「素材 Identity」×「縁 Meets」×「テーマ Mission」〜

ITが利活用の段階に入り、田舎や都会といった空間にとらわれることなく、
自分の気に入った場所で、自分のスタイルで仕事と暮らしを楽しむことが
可能となってきました。

この情報技術(IT)を利用した「週3日田舎暮らし、週4日都会暮らし」や
「半農半X」という2つのライフスタイルと「3つの価値創造」をもとに
綾部発の「型(価値)」の創造をテーマにフォーラムを開催いたします。

キーワードは、「スローライフ」「サスティナブル(持続可能性)」
「新しい価値の創造と循環」「多様な社会起業」

日時:2月6日(日) 13:00〜
場所:綾部市ITビル 2階多目的ホール(綾部市西町一丁目4番地の1)

内容:
  第1部(13:00〜14:45 参加無料)・・・セッション「ライフスタイルデザイン」
  ・週3日田舎暮らし、週4日都会暮らし・・浅野 令子(SCCJ専務理事)
  ・半農半X(エックス)という生き方・・・塩見 直紀(半農半X研究所代表)

 第2部(15:00〜16:45 参加無料)・・・ディスカッション「新しい価値を創る」
   パネリスト(タイトルは仮題)
  ・「都市交流で価値を創る」・・・・・高倉 武夫(里山ねっと・あやべ事務局長)
  ・「郡是的なるもので価値を創る」・・原田 明(プランナー)
  ・「Sustainableな価値」・・・・・・・元井 陽一(綾部ITワークス)
   コーディーネーター   長岡 治明(綾部ITワークス)

 第3部 交流会 主催・綾部ITワークス(17:00〜) 参加費 1,000円
     ご来場の皆様、出演者の方々も交え交流会を行います。是非ご参加下さい。

主催:京都府、綾部ITワークス
後援:綾部市、里山ねっと・あやべ(同不順)

お問い合せ先:綾部ITワークス http://www.ait-works.org/
メールアドレス info@ait-works.org 電話 0773-42-6715
参加お申し込みは、綾部ITワークスのページからお願いします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■9■ 「New Beginnings 新しいはじまり」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ヘルシー生活応援マガジン『Bagel(ベーグル)』(学研・月刊誌)で
連載「里山発ベーグルライフ」を書かせていただいています。

12月号では、「21世紀、もっとツキを呼び込む方法」を、
1月号では、「年末年始の夢点検」について、
1月7日発売の2月号では、新しい1年をゆっくり始動していくための
秘伝?の自己点検法を紹介しています。ぜひ書店で手にとってみてください。
大テーマはやはり「希望」です。

田谷美代子さんが毎回すてきなイラストを添え、拙文をカバーくださっています。
(『半農半Xという生き方』に登場いただいている旧姓・高美代子さんです)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■10■ 半農半X的エックス発見法(3)「自分の型を知る」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『半農半Xという生き方』を読んでくださった方から、
自分のエックスと出会うために、よい方法はないですか?
とよく尋ねられます。過去、いろんなことを模索してきたなかから、
毎号1つずつ、紹介していきたいと思います。

1回目は紙を使って、キーワードを書き出していく
「エックスのあぶり出し法」をご紹介しました。
2回目は「人生で叶えたいことは?」という自己への質問。
3回目は「自分の型(かた)を知る」です。
 
まずは明治大学教授の齋藤孝さんのことばを。

「たとえば、三脚のイメージです。2点では倒れてしまう。
3点なら立っていられる。4点では多すぎる。…
スポーツでも勝ち残るには1つだけではだめ。
得意技が3つあれば、その選手は「型」を持っていると言える」

ということで、mini workshopです。 

Q 自分の「型」を構成するためのキーワード(大好きなこと、
得意なこと、大事にしていることなど)を3つあげてみてください

「     」×「     」×「     」

農文協の『青年帰農』(現代農業増刊号・2002)に、
鴨川自然王国の藤本敏夫さんの最後のメッセージが載っていて、
「ポジションが決まれば、ミッションが決まる」と書かれています。

ほんとうにそうだなあって思います。

齋藤さんと藤本さんのことばを見つめていたら
ふと下記の公式が生まれました。

「  」×「  」×「  」(型)
__________________ =ミッション

 舞台・コミュニティ(ポジション)

自分の型となるキーワード(例 農、子ども、教育・・・)3つと
自分が住んでいるところ(フィールド・舞台・コミュニティ)と。

この辺から、ミッションが見えてきそうって、僕は思っています。
ぜひお試しください!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■11■ 半農半X系の旅人
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
05年1月、神戸から若い女性(たしかに読者層といわれる年代です)が
綾部まで訪ねてくださいました。職場の上司が我が家のご近所の方だった
というご縁で、綾部への旅(他火)。いちばん寒い大寒の頃なのに、
遠く綾部までありがとうございました!うれしい訪問でした!
『半農半Xという生き方』を手にとってくださり感謝です。

『半農半Xという生き方』をお読みくださった方が、綾部の
「素のまんま」の芝原キヌ枝さん宅で「農家民泊体験」を
してくださっています。

「素のまんま」の芝原さん、ますます人気です!
秋の季節は「自己探求」「エックスを見つめる時間」や
「カントリーウォーク」「里山歩き」、特にオススメです。
農家民泊の詳細をご希望の方はご一報ください。

綾部がいつしか、訪ねたい「こころのまち」「伝説のまち」に、
「自己探求都市」「人生探求都市」に、
「他火(たび)のメッカ」になれたらうれしいです。

里山ねっと・あやべのホームページ「農家民泊体験記」の
コーナーにすてきなエッセイがいっぱいあります!
http://www.satoyama.gr.jp

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■12■ 「半農半X」系のことばたち〜農バージョン(7)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
農夫のように耕し
哲人のように思索する

ルソーの理想的人間像(『エミール』)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■13■ 「半農半X」系のことばたち〜エックスバージョン(8)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
信じる道を一歩踏み出そう。
階段の先まで見なくていい。
ただ最初の一歩を踏み出そう。
(マーティン・ルーサー・キング)

Take the first step in faith.
You don’t have to see the whole staircase,
just take the first step.
-Martin Luther King, Jr.

***

天職(X)を、他者のために活かし合う世紀へ。
そんなビジョンをもっていたいと思っています。

「半農半X」系のことばをぜひ教えてください。
みんなでシェアしていきましょう!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■14■ 「半農半X誕生」から10年を振り返る(2)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
半農半Xということばが誕生したのは1994〜1995年頃
なのですが、では、屋久島在住の作家・翻訳家の星川淳さんの
「半農半著」とということばに出会ったのはいつだったのだろう。

家にある星川さんの著書に書き込んだ読了年月日を見てみると、

「屋久島を訪ねた少女がおりなす物語」に託したエコロジー
入門書である『エコロジーって何だろう』(ダイヤモンド社・
1995年)には、95年3月5日の読了印がありました。

以下は星川さんのメッセージ文です。

「『エコロジー』ということばや記号は氾濫しているけれど、
それが何なのか、もうひとつよくわからない。自然破壊や
環境汚染について何かしたいと思っても、どこから手を
つけていいか見当がつかない。
この本はそんな多くの人に読んでもらうために書きました。
著者は水と緑の豊かな屋久島に住んで、家族とともに『半農半著』
の暮らしをしています。そのなかから見えてくるものを
半フィクション風につづったのが、この物語です。」

***

もう10年なんですね。阪神大震災の後、読んでいるのも
わけがありそうです。苦しかったのでしょう。

エコロジーの入門書として、また、「環境問題という
人間の心の問題」の解決の一助となることを願って、
まだまだ多くの人々に読んでいただきたい本です。

また、屋久島に行く機会がある方は、読まれたら
さらに「深い旅」ができることでしょう。

行く予定がない人が読めば、訪れたくなり、困ります...。
以前、屋久島でこの本を旅の若者にプレゼントしたことを
思い出しました。ということは、手元にあるこの本は2代目かな。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■15■ 「半農半X」のひろば(1)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
お寄せいただいたメールを紹介させていただきます!

*テレビ見ました。とうとう「半農半X」が自立し、
日本中に認知された日に立ち会ったような感じです。
しかし、思いを現実に近づけるのには、まだまだ距離がありそうな
気がしました。その「距離」自体が克服されるべき課題に違いありません。
大江健三郎流に言えば「見る前に跳べ」でしょうか。(兵庫・吉川様)    
                  
*今年もわずかですね。『ぐりとぐら』じゃないけれど、
今年あった素敵なことを思い出してみると、そのひとつに、
綾部を訪れたことがあります。近い将来、田舎暮らしをしたいと
考えている我々にとって、半農半Xとの出会いは、心強いものでした。
(東京・川田様)

*元日の朝、毎日新聞を読んでいたら家庭欄に「半農半X」の文字が!
今年最初に目にする新聞で見た記事が塩見さんのコンセプトだったなんて
本当に良い年の始まりです。「そうそう、やっぱり半農半Xですよ。」と
まだ寝ているダンナの横で、ひとりうれしく記事を読んでいました。
昨年は、なかなか綾部に行くことができませんでしたが今年は、
もっと通いたいと思っているのでどうぞ、よろしくお願いいたします。
今年が、素敵な楽しい一年になりますように。(奈良・加藤様)

みなさま、尊いメッセージをありがとうございます!
(すべて紹介できずにごめんなさい!)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■16■ 発信するということ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
自分はいつ変わり始めたのだろう。そんなことを振り返り、
気づくのは、インターネットによって、僕でも発信が可能に
なったことは大きいです。でも、勇気を出して想いを書くように
なったことはもっと大きいなって思います。

『半農半Xという生き方』の上梓を記念して始めた楽天日記の
「半農半X的生活」も1年半が過ぎ、12月20日、日記数が
「500」になりました。

「スローレボリューションでいこう〜大好きなことで、
世界に、ゆっくり、インパクトを」をテーマに書いています。

エックスを応援するための「お土産のことば」を毎日1語
そえています。また、お立ち寄りください。
http://plaza.rakuten.co.jp/simpleandmission/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■17■ 田んぼでニューインスピレーション!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1996年から始めた米づくり。今年は「祝10年目」です。

生まれ故郷の京都・綾部にUターンして、丸6年だけど、
京都市内から、「通い農」時代もいれると10回目なのです。

昨秋、脱穀を終えた3日後にバイクで転んで骨折?となり、
ギブス生活だったのですが、ようやくそれもとれました。
春からのお米づくり、がんばります!

田草取りなどの応援もよろしくお願いします。ふらりと
立ち寄れる「公園のような田んぼ」になることが夢です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■18■ エックス・シェアリング
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
映像作家の西野久好さんがホームページサポートをしてくださり、
半農半X研究所news「半農半Xという種子」のバックナンバー
(1〜9号)が以下のホームページでご覧いただけます。
http://mavi-ch.com/xseed/

その西野さんが「日常美美術館 間美(まび)」を2005年1月1日、
インターネット上に開館されました。「15秒ミュージアム」の
コーナーで塩見が映像作家である藤原次郎氏の作品に言葉を
添えさせていただきました。ぜひご覧ください。http://mavi-ch.com

塩見のエックスをサポートいただいたお礼の西野さんのエックス
サポート。エックスのシェアリングです!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■19■ 『半農半Xという生き方』のご購入について
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『半農半Xという生き方』、アマゾン等でもご購入可能です。
また、メールをいただければ、当方からも直送いたします。
下手な字でサイン、入れさせていただきます・・・。

また、「半農半Xライフのすすめ〜農をベースに「天の仕事」を〜」
を寄稿している農文協の『青年帰農〜若者たちの新しい生きかた〜』
(2002年8月現代農業増刊号)も書店等で購入可能です。

ベストセラー『定年帰農』とともに、いまも売れているようですが
それは故藤本敏夫さん(鴨川自然王国代表)の最後のメッセージ
「ポジションが決まれば、ミッションが決まる」がすてきだから
ではないかと思います。ぜひ読んでいただきたいです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■20■ 編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
おかげさまで『半農半Xという生き方』を
手にとってくださったことがきっかけとなり、
いろんな物語がいまも生まれています。

いつか綾部を訪れたいなと思ってくださった方、
里山ねっと・あやべのホームページに訪問くださった方、
遠路、綾部まで訪問してくださった方、
「つばさがはえるちず」(旧姓たかみよこさん作)を求めてくださった方、
芝原さん宅で農家民泊体験をしたいと予約くださった方、

「ポストスクール」をお申込みくださった方、
「希望銀行」に言葉を入金?くださった方、
http://www.assist-jp.net/finesite/kibo_ginko/

メールや手紙をくださった方、
我が家まで遊びに来てくださった方、
取材に来てくださった方、
連載の機会をいただいている編集部の方、
そして、このメールをお読みくださったみなさま・・・。

本当にありがとうございます。

これからもこつこつ「半農半X」というコンセプトを
伝えてまいります。

萌芽力のあるコンセプトでありますように!
翼のあるコンセプトでありますように!

2005年もよろしくお願いします。

次号(VOL.11)は、2005年2月19日頃
の発行を予定しています。

どんな話題をお届けできるか楽しみです。

感想やメッセージなど、下記までぜひお寄せください。
xseed@maia.eonet.ne.jp

長文のメールに最後までお付合いくださり、
ありがとうございました。

***

最後に・・・やはり、マハトマ・ガンジーのことばを。

「世界に変化を望むのであれば、自らがその変化になれ」

それぞれの舞台で新しい風を起こしていきましょう。

***

「半農半Xという種子」(半農半X研究所news VOL.10)

発行:半農半X研究所 塩見 直紀
      京都府綾部市鍛冶屋町前地9番地 〒623-0235
発行日:2005年01月21日

ご意見・感想等は・・・xseed@maia.eonet.ne.jp

(inspire@sage.ocn.ne.jpも使用可能ですが、変更いただけたら幸いです)

*半農半X研究所newsのバックナンバー(1〜9号)は
  以下からご覧いただけます。
  http://mavi-ch.com/xseed/

*『半農半Xという生き方』はアマゾン等でも、
  まだまだご購入可能です!
_______________________________________________________
以上、転送歓迎です。